Bybit(バイビット)のスプレッドとは?いくらかかる?他の取引所と徹底比較

この記事でわかること
  • Bybitのスプレッドとは、取引板における「買値」と「売値」の価格差を意味する。
  • Bybitのスプレッドは、BTCで0.0000003%、ETHで0.000005%ほど。(現物取引)
  • Bybitのスプレッドは国内外の取引所にくらべて狭い
  • スプレッドを抑えるためには、主要通貨で取引したり、相場の急変時に取引を避けたりすることが重要。

結論、Bybitは数ある仮想通貨取引所の中でもトップレベルにスプレッドが狭い(安い)です。

ただし、いくつかのコツを知らないと、スプレッドの広がりによって思わぬコストがかかってしまうことも・・・

この記事を読むと、スプレッドを安く抑える方法がわかる!

Bybitにおける具体的なスプレッドの金額や、他取引所との比較表も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

Bybit(バイビット)のスプレッドとは?

Bybitのスプレッドとは、一言であらわすと「買値と売値の価格差」です。

たとえば1BTCの買値が400万円、売値が401万円だった場合、差額の1万円がスプレッドにあたります。

スプレッドは実質的な手数料になるため、取引時に意識しておきましょう。

Bybitのスプレッドは、取引板における「買値」と「売値」の一番近い差額を計算すると求められます。

価格差が大きいと「スプレッドが広い」、価格差が小さいと「スプレッドが狭い」と表現します。

なぜスプレッドが広がるのか

スプレッドが広がるということは、買値と売値に大きな差があることを意味します。

買値と売値の差が大きくなる原因は、主に以下のとおり。

買値と売値の差が大きくなる原因
  • 取引板に並んでいる注文の数が少ない
  • 「買い注文」または「売り注文」のどちらかに注文が殺到している
  • 仮想通貨取引所がユーザーからスプレッドを多く徴収しようとしている

注文量が少ないと売買価格にバラつきが生じるため、スプレッドも広がりやすいです。

また、注文が一方向に集中すると「買い」と「売り」の需給バランスがくずれ、スプレッドが広がる原因になります。

さらに、仮想通貨取引所と直接売買する「販売所」では、スプレッドが広めに設定されているケースがあるので要注意です。

Bybitには販売所がなく、スプレッドはユーザー同士の取引で決まるため、スプレッドが異常に広がることはほとんどありません。

スプレッドと取引手数料の違い

スプレッドは「買値」と「売値」の価格差なのに対し、取引手数料はプラットフォームに支払う手数料を指します。

また、スプレッドは常に変動しますが、取引手数料は固定で割合が決まっているのも大きな違いです。

Bybitの取引手数料については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

>>Bybit手数料の詳細記事

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Bybitのスプレッドはいくら?日本円の金額で紹介

ここでは、Bybitのスプレッドが具体的にいくらなのかを紹介します。

日本円換算額は、「1USD(米ドル)=140円」のレートで計算しています。

スクロールできます
通貨ペア
(現物取引)
スプレッド
(%)
スプレッド
(日本円換算額)
BTC/USDT0.0000003%1.4円
ETH/USDT0.000005%1.4円
XRP/USDT0.0002%0.014円
BNB/USDT0.001%35円
2023年6月時点

スプレッドの日本円換算額は、各仮想通貨1枚あたり(1BTCなど)の値です。

そのため、正確なスプレッドを計算するためには、取引枚数にパーセンテージを掛けましょう。

たとえば100XRPを取引する場合、「100XRP×0.0002%=0.02XRP」がスプレッドになります。

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Bybitのスプレッドを他の取引所と徹底比較

Bybitのスプレッドを、他の取引所と徹底比較します。

国内と海外の取引所に分けて比較するので、スプレッドが狭い取引所を知りたい方はそれぞれチェックしましょう。

国内取引所との比較

Bybitと主要国内取引所のスプレッドを、日本円換算額で以下の表にまとめました。

スプレッドは、各仮想通貨1枚あたり(1BTCなど)の値です。
「1USD(米ドル)=140円」のレートで計算しています。

スクロールできます
取引所名スプレッド(BTC)スプレッド(ETH)
Bybit1.4円1.4円
Coincheck販売所:267,300円
取引所:201円
販売所:19,220円
取引所:取扱なし
bitFlyer販売所:263,494円
取引所:907円
販売所:18,981円
取引所:200円
GMOコイン販売所:219,905円
取引所:1,817円
販売所:13,566円
取引所:324円
BITPOINT販売所:259,952円
取引所:15,561円
販売所:20,168円
取引所:2,891円
DMM Bitcoin販売所(現物):122,964円
販売所(レバレッジ):30,742円
販売所(現物):10,212円
販売所(レバレッジ):5,377円
2023年6月時点

Bybitのスプレッドは、国内取引所よりも圧倒的に狭い(安い)です。

一方、国内取引所は販売所のスプレッドが非常に広いため、知らずに売買すると多額のコストがかかります。

スプレッドをおさえて取引コストを安くしたい場合は、国内取引所よりもBybitを利用するのがおすすめです。

海外取引所との比較

Bybitと主要海外取引所のスプレッドを、日本円換算額で以下の表にまとめました。

スプレッドは、各仮想通貨1枚あたり(1BTCなど)の値です。
「1USD(米ドル)=140円」のレートで計算しています。

『現物取引』と『無期限先物契約』を選択して見られます。

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取引所名スプレッド
(BTC/USDT)
スプレッド
(ETH/USDT)
Bybit1.4円1.4円
OKX14円1.4円
Kucoin14円1.4円
Gete.io14円1.4円
Bitget1.4円1.4円
BitMart1.4円2.8円
2023年6月時点

Bybitのスプレッドは、主要海外取引所と比べても狭い(安い)です。

現物取引で大きな差はありませんが、無期限先物契約ではBybitのスプレッドの狭さが際立ちます。

Bybitは世界トップレベルのデリバティブ取引高を誇り、取引板に並ぶ注文が多いため、スプレッドが広がりづらいです。

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Bybitのスプレッドを抑えるコツ・やり方

Bybitのスプレッドをさらに安く抑えるコツ・やり方は、以下のとおり。

  • 主要通貨で取引する
  • 相場の急変時は取引を避ける
  • 取引回数を減らす

順番に解説します。

主要通貨で取引する

Bybitのスプレッドを安く抑えたい場合は、主要通貨で取引するのがおすすめ。

なぜなら、マイナーな仮想通貨だと注文量が少なく、買値と売値の差が広がりやすいからです。

Bybitの現物取引におけるスプレッドを、仮想通貨ごとに以下の表でまとめました。

仮想通貨(USDTペア)スプレッド(%)
ビットコイン(BTC)0.0000003%
イーサリアム(ETH)0.000005%
メイカー(MKR)0.002%
クアンタム(QTUM)0.005%
2023年6月時点

BTCやETHなどの主要通貨に比べると、MKRやQTUMといったマイナーな通貨はスプレッドが広い傾向にあります。

とはいえ、Bybitは取引量が多いので、マイナーな通貨でも他の取引所よりはスプレッドを安く抑えやすいです。

相場の急変時は取引を避ける

Bybitのスプレッドを抑えるためには、相場が急変したときに取引を避けるのがおすすめ。

相場の急変で注文が一方向に集中すると、買値と売値のバランスがくずれてスプレッドも広がりやすいからです。

相場が急変しやすいタイミングは、以下のとおり。

仮想通貨相場が急変しやすいタイミング
  • 仮想通貨の規制関連ニュースが発表されたとき
  • 大手取引所の破綻やハッキングの情報が出たとき
  • アメリカの政策金利が発表されたとき

仮想通貨業界のニュースだけではなく、アメリカの政策金利が発表されるタイミングでも相場は動きやすいので要注目です。

相場が荒れているときは利益を上げるチャンスでもありますが、スプレッドによる手数料負けを防ぎたい方は取引を避けましょう。

取引回数を減らす

スプレッドは取引するたびに発生するため、取引回数が増えるほどスプレッドの負担も大きくなります。

また、取引手数料も取引ごとに発生するので、コストを考慮すると取引回数は減らすのがおすすめ。

スプレッドや取引手数料が何度も発生するのを避けたい方は、現物通貨やポジションを中長期で保有しましょう。

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Bybitのスプレッドにまつわる評判・口コミ

Bybitのスプレッドに関する評判・口コミをピックアップして紹介します。

https://twitter.com/9TOG9aUM3YIz9s5/status/1524315644619280384

Twitter上では、「Bybitのスプレッドは狭い」といった好意的な意見がほとんどでした。

仮想通貨取引所だけではなく、FX業者と比較してもBybitのスプレッドの狭さは好評です。

ただし、価格が大きく動いている仮想通貨を取引するときは、国内取引所並みにスプレッドが広がるケースもあるので注意しましょう。

なお、BybitはMT4にも対応しており、スプレッドの狭さに定評があります。

MT4とは?
「MetaTrader4」の略称で、無料で使える取引プラットフォームのこと。
Bybitの口座を開設すると、MT4のアカウントを作成して取引できるようになります。

BybitにおけるMT4の使い方や導入方法は、以下の記事を参考にしてください。

>>BybitのMT4詳細記事

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【Q&A】Bybitのスプレッドでよくある質問と回答

Bybitのスプレッドに関するよくある質問に対して回答します。

BybitとLINE BITMAXのスプレッドはどっちが高い?

LINE BITMAX(ラインビットマックス)のスプレッドの方が高いです。

BybitとLINE BITMAXの具体的なスプレッドは、以下の表で確認してください。

スプレッドは、各仮想通貨1枚あたり(1BTCなど)の値です。
「1USD(米ドル)=140円」のレートで計算しています。

スクロールできます
仮想通貨Bybit(現物取引)LINE BITMAX(販売所)
BTC1.4円127,892円
ETH1.4円15,993円
XRP0.014円7.9円
スプレッド比較表(2023年6月時点)
BybitとbitFlyerのスプレッドはどっちが高い?

bitFlyer(ビットフライヤー)のスプレッドの方が高いです。

BybitとbitFlyerのスプレッドについては、以下の比較表を参考にしてください。

スプレッドは、各仮想通貨1枚あたり(1BTCなど)の値です。
「1USD(米ドル)=140円」のレートで計算しています。

スクロールできます
仮想通貨Bybit(現物取引)bitFlyer
BTC1.4円販売所:265,991円
現物取引:1,221円
ETH1.4円販売所:19,208円
現物取引:112円
XRP0.014円販売所:7.04円
現物取引:0.11円
スプレッド比較表(2023年6月時点)
Bybitのスプレッドはやばい?

Bybitのスプレッドは仮想通貨業界でトップレベルに狭い(安い)ため、問題はありません。

スプレッドに関して言えば、国内取引所の方が圧倒的に広い(高い)です。

くわしくは、本記事内の「Bybitのスプレッドを他の取引所と徹底比較」をご覧ください。

Bybitのステーキングでスプレッドは発生する?

いいえ、Bybitのステーキングでスプレッドは発生しません。

ステーキングとは、特定の仮想通貨を保有することで報酬をもらえるサービスです。

Bybitのステーキングではスプレッドはもちろん、手数料もかかりません。

ただし、ステーキング中に仮想通貨価格が暴落すると、報酬を合わせても結果的に損失を負うケースがあるので注意です。

Bybitのステーキングについては、以下の記事でくわしく解説しています。

>>Bybitステーキングの詳細記事

Bybitのスワップポイントとは?

Bybitのスワップポイントとは、資金調達料のことを指します。

資金調達料は、無期限先物契約でポジションを保有しているときに発生する手数料です。

Bybitでは、日本時間の1時・9時・17時に資金調達料が発生します。

資金調達料は買い・売りのポジション保有者の間でやり取りされるため、手数料を支払うだけではなく、受け取れることもあります。

BybitのIOSTのスプレッドはいくら?

前提として、BybitではUSDT無期限契約のみでIOST(アイオーエスティー)を取引できます。

USDT無期限契約における「IOST/USDT」ペアのスプレッドは、0.0001%です。(2023年6月時点)

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【まとめ】Bybitのスプレッドを理解してコストを抑えよう!

Bybitのスプレッドについて、具体的な金額や、他取引所との違いを解説しました。

Bybitのスプレッドを、主要通貨に限定して以下の表にまとめます。

スクロールできます
仮想通貨現物取引のスプレッド(%)USDT無期限契約のスプレッド(%)
BTC0.0000003%0.000003%
ETH0.000005%0.000005%
XRP0.0002%0.0002%
BNB0.0008%0.0001%
2023年6月時点

Bybitのスプレッドは他の取引所よりも狭いため、コストを抑えながら取引できます。

とくに国内取引所と比べると、Bybitのスプレッドは100~1,000倍ほど狭い(安い)です。

スプレッドの高さに悩んでいる方は、Bybitへの移行を検討してみましょう。

今なら20USDTクーポンをもらえるので、この機会にBybitの新規口座を開設してみてはいかがでしょうか。

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