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ahamoと楽天モバイルってどっちがいいの?プラン/価格/回線品質で徹底比較

ahamoと楽天モバイルってどっちがいいの?後悔しないための選択肢とは?

ahamoに加入しようとお考えの方には、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」が気になるという方も多いでしょう。

ahamoがいいのか?楽天がいいのか?

どちらがいいのか迷っている方のために、ahamo、楽天の両方の特長を比較し、あなたにはどちらが合っているのかを教えちゃいます。

目次

楽天モバイルとahamoってどっちがいいの?

楽天モバイルとahamo、どちらも今までのスマホ料金の常識を超えた、とてもお得なプランです。

でも「どちらがいいの?」と聞かれたなら、当サイト管理人はこういった質問でお返しします。

「あなたはおトクと安心、どちらを大事にしますか?」

言い換えるなら、

「あなたは料金プランと回線品質、どちらを優先しますか?」

最初に結論を申し上げるなら

  • 料金プランで選ぶなら楽天モバイル
  • 回線品質で選ぶならahamo

がおススメです。

これからその理由、詳しく解説していきましょう。

採算度外視?楽天モバイルが安すぎる!?

楽天モバイルahamo
月額料金無制限:3,278円
20GB:2,178円
3GB:1,078円
1GB:無料
20GB:2,970円
通話無制限
(専用アプリ)
5分かけ放題
(かけ放題:1,100円)
事務手数料無料無料
対応エリア楽天回線
(au回線:5GB)
ドコモ回線
eSIM対応検討中
5G対応対応
契約・サポート店頭・オンラインオンラインのみ
(店頭有償サポート)

まずは楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」とahamoを表で比較してみました。

ahamoは「ドコモのネットワークが月額2,970円で20GBまで使える。しかも5分かけ放題の通話定額付き」という、たった1文で説明ができてしまうシンプルさが魅力。

対して楽天モバイルは、いろいろ「カッコ書き」はあるものの、採算度外視ではないかと疑ってしまうほどのハイコスパプランです。

実際にはどうなのか、楽天モバイルの特長を中心に確認していきましょう。

1GBまで無料!驚きの段階制プラン

「Rakuten UN-LIMIT VI」の優れている点は、ただの無制限プランではないということ。

  • 1GBまで0円
  • 3GBまで1,078円
  • 20GBまで2,178円
  • 20GB以上3,278円で無制限

月額3,278円で無制限に使えるという点だけでも驚きなのに、1GB/3GB/20GBと3段階に細かく料金が区分されていて、データ通信をあまり使わない方にとっても無駄がない料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT VI」では、専用メッセージアプリ「Rakuten Link」を使うことで通話、SMS(ショートメール)が無料で使えます。

サービス開始当初はAndroid版のみでしたが、現在はiOS版もリリースされたので、iPhoneをお使いの方でも無料通話アプリを使うことが可能となりましました。

通常の電話アプリからの発信は22円/30秒の通話料がかかってしまうので、必ずアプリをダウンロードして「Rakuten Link」アプリから電話をかけるようにしましょう。

留守番電話・割込通話も無料

楽天モバイルにあってahamoにないサービスとして「留守番電話」「割込通話/通話保留」「着信転送」といった通話サービスがあります。これらが無料で利用できるのは、通話を重視する方にとってありがたいことですね。

iPhoneが半額!?「iPhoneアップグレードプログラム」

楽天モバイルでも、ついにiPhone 12シリーズとiPhone SE(第2世代)が購入できるようになりました。

そして独自のiPhone専用販売プログラム「iPhoneアップグレードプログラム」も開始。

48回の分割払いで購入し、2年後に返却することで残りの支払いが免除。新しいiPhoneに機種変更が可能となります。

毎月の負担額を抑えながら、2年ごとに最新のiPhoneをお使いいただけるとてもおトクなプログラムです。

2年後の再購入不要・楽天契約なしでも購入可能

このプログラムのうれしい点は、2年後に端末を返却するだけでOK、次の機種の再購入が不要な点です。

同じく48回払いがベースになっているソフトバンクの「トクするサポート+」では、2年後の返却とともに新しいスマホの購入が条件ですが、この楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」はスマホを返却するだけ。再購入の義務はありません。

そしてなんと、楽天モバイルの契約なし、端末のみの購入でもこのプログラムが使えます。SIMフリーなので、楽天で端末を購入してahamoのSIMを差して使う、なんてことも可能です。

ご注意

  • お支払いは一括払いと24回/48回払をお選びいただけますが、「iPhoneアップグレードプログラム」が適用される48回払いは楽天カードでのお支払いのみとなっています。
  • 2年後以降、プログラムを使って機種変更、もしくは端末を返却して解約する場合は、事務手数料3,300円がかかります。
  • 「iPhoneアップグレードプログラム」は、プログラム利用料として毎月1円が請求されます。

楽天とドコモのiPhone価格比較

楽天モバイル版iPhone 価格の例

モデル一括価格24回払48回払※
iPhone 12 Pro Max(128GB)141,700円5,904円2,952円
iPhone 12 Pro (128GB)127.395円5,308円2,654円
iPhone 12 (64GB)101,176円4,215円2,107円
iPhone 12 mini (64GB)87,712円3,654円1,827円
iPhone SE 第2世代 (64GB)55,170円2,298円1,149円
※iPhoneアップグレードプログラム利用可

ドコモ版iPhone 価格の例

モデル一括価格24回払36回払※
iPhone 12 Pro Max(128GB)142,560円5,940円3,960円
iPhone 12 Pro (128GB)129,096円5,379円3,586円
iPhone 12 (64GB)101,376円4,224円2,816円
iPhone 12 mini (64GB)87,912円3,663円2,442円
iPhone SE 第2世代 (64GB)57,024円2,376円1,584円
※スマホおかえしプログラム利用可

本体価格そのものは大きく変わりませんが、プログラム適用時の月額に大きな差ができました。

楽天モバイルの「iPhoneアップグレードプログラム」かなりおススメです

おトクなキャンペーン続々!

楽天モバイルは、常におトクなキャンペーンを実施しています。その内容は、もう「なり振り構っていられない」と感じるほどです。

  •  iPhone超トクのりかえキャンペーン!
  • 他社から乗り換えで20,000pt還元!

上記以外にも、さまざまなキャンペーンを常時開催中。最新情報は下記キャンペーンページにてご確認ください。

キャンペーン・特典|楽天モバイル

店舗対応

楽天モバイルは実店舗を構えているので、申し込みやサポートを店舗で受けることが可能です。

しかし店舗数はまだまだ限られているので、基本的にはネットでの手続きをお勧めします。

一方、ahamoはオンライン専用プランですが、ドコモショップでの有償サポートが開始されました。また、端末故障の修理受付についても全国のドコモショップで対応してもらえるようになったので安心ですね。

こうしてみていくと、楽天モバイルも悪くないなあ

でも私はやっぱり「繋がりにくいんじゃないか」って心配があるわ

楽天回線エリアなら高速で完全データ使い放題

楽天とahamoの差は回線品質

ahamoにはない段階制プラン、無料通話、iPhone対応と、いいことづくめの楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」ですが、その一方で心配なのが回線品質。

「Rakuten UN-LIMIT VI」でデータが使い放題になるのは楽天回線エリアのみ。現時点では東京・大阪・名古屋といった大都市圏を中心としたエリアに限られているのが現実です。

また楽天エリア内であっても、地下や建物の内部など、場所によって急につながりにくくなるということもあるようです。

楽天自社回線がつながりにくいエリアではパートナー回線であるau回線に切り替えて利用できますが、その場合は月5GBの容量制限があります。

ドコモサービスエリア(2021年5月)
楽天モバイルサービスエリア(2021年5月)

上のマップは2021年5月1日現在のドコモと楽天モバイルのサービスエリアを表した図です。両社ホームページ上に公開されている画像を、当サイトで同じ縮尺に加工・編集したものになります。

楽天モバイルの濃いピンクのエリアが楽天自社回線エリア、薄いピンクがパートナー回線となるauの回線エリアとなります。

ahamoのサービスエリアはドコモに準じると公表されており、実際にahamoのサービスエリアを調べるとドコモのページに遷移するため、当サイトでもドコモのマップを利用しています。

こうして比べてみるとその差は歴然。繋がりやすさという点においてはahamoの圧勝です。

「基地局」だけでない大きな差

楽天回線エリア随時拡張中。2021年夏には人口カバー率96%を目指すとしていますが、ドコモをはじめとする大手3社の人口カバー率は実に99%以上。その3%の差を埋めるには相当な設備投資が必要とも言われています。

楽天モバイルは順次「基地局」を増設し、回線品質の向上に努めていますが、実は基地局の数だけでは解決できない、大きな問題を抱えています。

上の図は、ahamo(ドコモ)と楽天モバイルのカバーする「周波数帯」を比較したもの。ドコモは700MHz帯から3.5GHz帯まで、非常に幅広い周波数帯(バンド)の認可を受けています。これはau、ソフトバンクもほぼ同じですが、その上で基地局の数が多く「密度の高い」ネットワークを構築しているのが「ドコモ品質」といわれる自慢のネットワークです。

それに対し、2021年現在、楽天モバイルに認可されているのは「バンド3」といわれる1.7GHz帯のみ。

特に「繋がりやすさ」に直結する800MHz帯前後の低周波数帯(プラチナバンド)が認可されていない点が大きな差となっています。

一般に、周波数が高い電波は速度が出やすい代わりに建物内や地下、山間部などでは繋がりにくい性質を持っており、楽天が持つ周波数帯のみではカバーしきれない地域がどうしてjも存在します。

楽天モバイルを契約する際は、ご自身の生活圏が楽天エリアに入っているか、十分に検討をする必要があります。

サービスエリアマップ|NTTドコモ

通信・エリア|楽天モバイル

結論:価格メリットか回線品質か

楽天モバイルとahamoの比較をしてきました。

冒頭申し上げた

  • 料金プランで選ぶなら楽天モバイル
  • 回線品質で選ぶならahamo

の理由がご理解いただけたでしょうか。

「Rakuten UN-LIMIT VI」は非常に魅力あふれるプランですが、ご加入するみなさんの生活圏が楽天エリアに入っている必要があります。

それに対し、ahamoは確かに「Rakuten UN-LIMIT VI」に比べると、コスパの面で敵わない部分もありますが、ahamoのプランそのものに不満を覚える方は少ないのではないでしょうか。

楽天モバイルの圧倒的なコストパフォーマンスとahamoの信頼性、どちらを重視して選ぶべきでしょうか?

楽天モバイルとAhamoを比較した場合、現時点でおすすめできるのはahamoです。

ただし楽天モバイルの自社回線エリアが今後拡大してくれば、乗り換え先の有力候補となることは間違いないでしょう。

その際、ahamoなら契約期間の縛りも解約手数料もありませんから、いつでも気軽に乗り換えることが可能です。

これからは自分の使い方に合ったプランを自分で選ぶ時代。価格だけでなく、回線品質やプラン内容も含めた総合点で、最適なプランを見つけましょう。

現時点で、ahamoはその「最適プラン」の最有力候補のひとつなのです。

楽天モバイル以外の他社比較は、下記の記事もご参照ください。

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